コース
第1回 誕生から出城まで
日時:8月22日(水) 18時30分~19時45分
会場:目黒区美術館ワークショップ室
対象・定員:高校生以上50名(先着順)
費用:聴講無料 *要事前申込
仏教の開祖・ブッダは、インド北部のシャーキャ(釈迦)族の王子としてルンビニ園で生まれたとされます。父親の国王は王宮に呼び寄せた仙人から、王子が出家しブッダ(さとりを得た人)になるとの予言を受け、世俗に接しないように王子を育てました。しかし、王子は王宮での生活に満足せず、ある晩密かに城を出て前正覚山へと向かったのです。
第2回 正覚から精舎の成立まで
日時:8月29日(水) 18時30分~19時45分
会場:目黒区美術館ワークショップ室
対象・定員:高校生以上・50名(先着順)
費用:聴講無料 *要事前申込
山中での苦行からは真理を得ることは出来ないと知った王子は、下山してウルヴェーラー村に向かい、アシュヴァッタ樹(菩提樹)の下で瞑想を続けました。そして遂に完全なる真理を会得し、ブッダと呼ばれる存在となったのです。やがてブッダを慕う者から精舎(寺院)の寄進を受け、ブッダとその教団は次第に大きくなります。
第3回 ブッダ最後の旅 -涅槃にいたる道
日時:9月2日(日) 14時00分~16時00分
会場:目黒区美術館ワークショップ室
対象・定員:高校生以上・50名(先着順)
費用:聴講無料 *要事前申込
ブッダは80歳という高齢になるまで布教の旅を続けましたが、クシナーラー村において二本のシャーラ樹(沙羅双樹)の間で遂に涅槃の時を迎えました。遺体は遺言に従って火葬にされ、遺骨は生前から関わりが深い8つの王国に分けられ、それぞれにこれを祀った仏塔(ストゥーパ)が建立されました(分舎利起塔)。